借金による影響

自身の病気による休職・退職、家族の入院や、減給・リストラ、冠婚葬祭など、誰にでも急な出費が必要で家計が苦しくなることはありますが、一度大きな支出をしてしまうと、それまでの収入を取り戻すことは容易ではありません。そして限界となれば、生活費を確保するために借金をしてしまうケースは多くあるでしょう。

しかし一度借金をしてしまうと、今度は毎月の借金返済のための支出が増えてしまい、その支出分を埋めるためにまた借金をすることになります。このように借金を繰り返すと返済額が増え、段々と月の返済が困難になります。そうすると徐々に返済が滞り、延滞すると金融機関から催促の連絡が入ったり期限の利益喪失や差し押さえなどの通達が届きます。

そうなってしまうと、借金を返すために別の金融機関から新たな借り入れをしてしまいます。結局、新たな借入先の借金を返せるはずもなく、どんどんと借金は膨らんでいきます。このように複数の金融機関から借入をして返済に苦しむ状態を多重債務といいます。

多重債務による生活への影響は計り知れません。返済により食費や光熱費などの生活費が削られることによる負担や、督促の電話や通知がたびたび訪れる精神的負担、場合によっては金融機関から勤務先に連絡があることもあり、仕事への影響も考えられます。

このような状態にならないのが最も良いですが、万が一多重債務に陥ってしまった場合、どのように対応していけばよいのでしょう。